平成30年(2018年)神農祭(しんのうさい)報告
くすりのキャラ大集合︕くすりの町・道修町の「神農祭」を盛り上げました
少彦名神社と大阪家庭薬協会(大阪市中央区)は、11月22日(木)・23日(金・祝)に少彦名神社で行われた「神農祭」で、くすりのキャラクターが集まるイベントを企画しました。※参拝者6万人(主催者発表)
神農祭は、文政5年(1822年)の頃に、コレラが長崎から大阪にわたって流行した際に薬種仲間が病除けの薬として「虎頭殺鬼雄黄圓」(ことうさっきうおうえん)という丸薬を作って「神虎」(張子の虎)の御守と一緒に神前祈願の後に奉納したことに由来するといわれています。
「神虎笹」は五葉笹に張り子の虎と少彦名神社のお札をつけたもので、家内安全・無病息災の御守とされています。
道修町ミュージアムストリートを中心に実施
22日は小西家住宅の向かい側(北浜TNK ビル・東海東京証券)前を中心に道修町通にキャラ達が続々登場し、夕方にはキャラ達のパレードを行いました。
くすりのキャラクター 道修町ミュージアムストリートのパレード
23日は、田辺三菱製薬前の公開空地を中心に道修町通に登場し、各キャラとのじゃんけん大会を開催し、勝者にはキャラ達から各メーカーからのプレゼントが進呈されました。
くすりのキャラクターとのじゃんけん大会
くすりの町・道修町で「道修町文化講演会」を開催
主催:少彦名神社・道修町資料保存会 協賛:大阪家庭薬協会(ともに大阪市中央区)
健康に気を配っておられる方を対象の「道修町文化講演会」を11月22日(木)に開催いたしました。当イベントは今年で26回目。身近にある病気や不調の悩みに寄り添いながら健康づくりと健康を支える生活を学んでいただける無料イベントです。
講演内容は次の通り。
-
■嚥下(えんげ)を保って最期まで美味しく食べるために 13:30~14:20
(株)育星会 兼
認定NPO法人健康ラボステーション
管理栄養士 山内 利香 氏年齢が上がると筋力が落ちやすくなりますが、飲み込む(嚥下する)ための筋力も同じように落ちやすくなる。最期まで口から食事を美味しく食べるために、むせにくい食事の工夫や嚥下するための筋力を鍛える方法を学習した。
-
■今からできる 便秘対策
14:40~15:30
イチジク製薬(株) 次長
薬剤師 三宅 貴子 氏便秘になると、様々なトラブルが起こることがあります。
肌荒れ、ぽっこりお腹、不眠で困っている方、もしかしたら便秘が原因かもしれない。
さわやかな朝を迎えられるように、便秘改善・解消できるように、対策を解説した。
平成30年の講演会の様子
参加人数 112名 48歳~93歳(平均年齢 約75歳)
神農祭 健康応援巾着の作成と配布
神農祭(少彦名神社例大祭)に来られた参拝者の中から“くすりの道修町資料館”の見学者1,000名、道修町文化講演会の聴講者112名、「くすりのキャラクターじゃんけん大会」の勝者70名に健康応援巾着を配布しました。
また、少彦名神社で毎月23日に挙行される献湯祭で健康応援巾着を配布予定。
巾着:金色 方紐 止め玉付 W20㎝×H22㎝
少彦名神社への献薬
会員会社29社67品目(518個)の献薬の参加がありました。
献薬品(医薬品・医薬部外品・食品)は、社会福祉法人 産経新聞厚生文化事業団へ健康応援巾着50枚と共に寄付予定しています。
平成30年の献薬状況
神農祭に合わせた“くすりの道修町資料館”の展示
伝統薬をテーマにした展示を1年に2回の模様替えを実施しています。
神農祭(少彦名神社例大祭)の時には約1,300名の方に来場していただきました。
見学風景
くすりの道修町資料館の全体風景
テーマ展示
昔懐かしいロングセラーの家庭薬
※北多摩薬剤師会
会長 平井 有先生のコレクション
テーマ展示 家庭薬:現在は頭痛薬・目薬・歯痛薬などを展示
少彦名神社参道の展示日本家庭薬協会 会員会社の医薬品(2種類)を展示
日本家庭薬協会 会員会社の医薬品(2種類)を展示
神農祭(少彦名神社例大祭)の時に来られた参拝者6万人(主催者発表)や神社への参拝客に日本家庭薬協会の会員会社の個性豊かな技術を有しているロングセラー商品を見ていただくことを目的にして、参道展示を行いました。また、少彦名神社に来られる中国・台湾・タイの旅行者を意識して中国語やタイ語のボード(日本的神薬)を設置しています。
参道
日本家庭薬協会 会員会社の製品展示